Hornsea（ホーンジー）がチャールズ皇太子の任命式を記念して、1969年に発表したマグカップ。
なぜ皇太子がドラゴンかというと、イギリスでは皇太子を「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼び、
そのウェールズの象徴がドラゴンだからです。

ホーンジー社特有の立体感のあるテクスチャーで、緑色部分は艶ありで、黒色部分艶消し仕上げです。

持ち手にチップのようなものがありますが、これは製造時にできた釉薬の濃淡の違いです。（矢印部分）
実際はフラットな面をしており、マグカップにはカケもチップもありませんのでご安心ください。

このホーンジーのドラゴンマグカップには、満水状態で約310ml入ります。
マグカップ全体に、写真のような浅い貫入があります。

ホーンジーはイギリスにあった陶磁器メーカーですが、最近はイギリス現地でも
お手頃価格のホーンジー食器がなかなか見つかりません。
そこで、今回はアメリカから仕入れたドラゴンのマグカップとなっています。
アメリカにもホーンジーに魅せられた人が大勢いるのでしょうね。